その他

上田市立産婦人科病院の大きな特徴「母乳育児」の推進

1998年、ユニセフ(United Nations Children's Fund)とWHO(World Health Organization)の「母乳育児の保護、促進、そして産科施設の特別な役割」の共同声明において世界の産科施設に対して「母乳育児成功のための10か条」を守ることを呼びかけ、その実践施設に対しては「赤ちゃんにやさしい病院」(Baby Friendly Hospital=BFH)の認定が行なわれています。

母乳育児は日本などの先進国においては、母子の「心のきずな」をつくる精神的な面と免疫的な面(アレルギーなどの予防)から推進されています。

上田市産院(旧)は、2000年8月、この「赤ちゃんにやさしい病院」の認定を受け、いつでも母親達に寄り添う応援者として、産院で働く、個人の力、チームの力、医療に携わる人々の連携により、「産む人が主体の満足のいくいいお産」と「楽しい子育てのきっかけづくり」を目指して、「母乳育児」の推進に積極的に取り組んでいます。

「母乳育児」の具体的な取り組み

出産育児日記

「あかちゃんにやさしい病院」の認定を受けている当院ならではの情報がつまった独自のテキストで、妊娠編、分娩編、おっぱい編、産褥編より構成しています分娩予約された妊婦さんに配布し(有料)、母親学級等の教材として使用しています。

ikuji_nikki.jpgスタッフ"手作り"のテキスト「出産育児日記」です。抜粋を御覧ください。

出産育児日記(PDF形式 493KB)≫

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母親学級

妊娠中のすごし方、分娩の経過について学びながら、自分にとってのお産はどんなものにしたいか、「バースプラン」をつくるきっかけとなるお手伝いをします。

前期母親学級(毎月第1・第3 木曜日)と後期母親学級(毎月第2・第4 木曜日)があります。
前期母親学級では、妊娠中の食事について、管理栄養士がお話します。後期母親学級では、妊娠中のすごし方、お産、分娩後のすごし方について、医師と助産師がお話します。


母乳育児学級

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赤ちゃんの抱き方、おっぱいの含ませ方、オムツ交換の練習をしながら、もうすぐ生まれてくる赤ちゃんを心待ちにします。


カンガルーケア

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出産直後、へその緒がつながった状態ですぐ胸の上に赤ちゃんを抱いて、出生2時間後まではそのまま過ごします。赤ちゃんを包み込むように抱っこし、肌と肌のふれあいにより、赤ちゃんの呼吸や体温を安定させたいり、感染症を防ぐ効果があるとされています。また、見つめあい、語りかけることで母子共に心も落ちつき、母子の絆を深めてくれます。


母児同床

分娩直後からお母さんと赤ちゃんがずっと同じベッドで寝ることで、赤ちゃんの欲求にすぐに応えることができます。時には、添え乳もしながらお母さんの声、匂い、温もりを感じ取りながら信頼関係が育ちます。


授乳支援

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お母さんと赤ちゃんの息がぴったり合うように授乳の支援をしています。


栄養指導

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妊婦さんで体重増加など栄養指導が必要な時は、医師の指示により当院の管理栄養士が指導いたします。



2階産科外来 中待合室内の
"ナチュラるうむ(情報提供コーナー)"をご利用ください

 

“ナチュラるうむ”

“ナチュラるうむ”は、当院に通院される妊婦さんが、自分の生活や身体を見つめ直し、お産まで心と身体を整え、自然なお産ができるように・・・。そして、赤ちゃんとお母さんにとって自然な母乳育児をスムーズに行えるために、応援するためにオープンしたお部屋です。

当院で出産されたお母さん方のお産やカンガルーケア、授乳の写真を通して、お産や育児の実際を楽しく学んで、イメージできるように工夫しています。

出産されたお母さんたちからのメッセージも寄せられていますので、ぜひご覧ください。

 

スタッフ通信

スタッフ通信では、季節ごとにテーマを決めて情報を発信してまいります。
今回は「春野菜を食べよう」です。

また、病院の栄養士さんもこの部屋づくりを一緒に行い、妊娠中に役立つ栄養情報や入院中に召し上がっていただく食事など、たくさんの情報を出してくれています。

また、当院で出産されたお母さんたちが集う「お母ちゃん同窓会」の様子も紹介させていただいています。

毎週月曜日から金曜日の午前中に番茶を用意してあります。マイカップを持参いただき、ご自由にお飲みください。

妊婦健診にお越しの際は、ぜひ足を運んでください。

 

“ナチュラるうむ” 名前の由来

当院では、通院される妊婦さんが、自然に(ナチュラル)、リラックスして出産(ウム)いただく場所(ルーム)を提供することを目指し、ネーミングしました。

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“(平成26年度)第1回 母乳育児推進研修会”を開催しました

 母乳育児の推進に向けた取り組みとして、平成26年5月24日(土曜日)・25日(日曜日)の2日間にわたり、母乳育児推進研修会を開催しました。

 当日は、日本母乳の会理事で産婦人科医の笠松堅実さんと井田久留美助産師さんを講師にお招きし、「母乳育児支援で目指すもの」と題した研修会を開催しました。

 2日間の研修会を通じ、医師、看護師、助産師等の医療スタッフ約30名が出生直後・出生20時間、最低体重日・退院日等の援助チェックポイントや赤ちゃんの適切な吸着方法等、母乳育児を支援していく上で必要なノウハウなどを学びました。


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“平成26年度 第2回母乳育児推進研修会”を開催しました

 母乳育児の推進に向けた取り組みとして、平成26年12月14日(日曜日)、第2回母乳育児推進研修会を開催しました。

 当日は、東京都国分寺市にある矢島助産院の院長 矢島床子さんと矢島藍助産師さんを講師にお招きし、「助産力UP研修-新しい感じであなたらしいお産をするために」と題した研修会を開催しました。

 約4時間の研修会を通じ、助産師、看護師等の医療スタッフ23名が妊婦さんとのかかわり方を通しての助産力UP、分娩介助の実技を演習し、これからの助産に役立てる研修を行いました。

 スタッフそれぞれの思いも意見交換でき、新たな気持ちで業務に取り組もうと意欲が高まる研修会となりました。

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